外観検査(汚れ、異物)
外観検査(汚れ、異物)とは
汚れや異物を検出します
通常、目視によって判断している正常品には付着していない汚れや異物を検出する検査です。

外観検査(汚れ、異物)の判別方法
特殊な照明で表面の印刷を透過させ、汚れや異物を検出する。
印刷の無い部分についている汚れや異物を検査する。
良品のパターンと差分を取って汚れや異物を検査する。
外観検査(汚れ、異物)のメリット
通常、目視でおこなっている汚れ・異物の検査は、対象物のデザインや検査範囲の影響で見落とす可能性があります。
対象物に合わせて検査手法を組み合わせることで汚れや異物の検出が可能になります。

01.
印刷を透過して検査する
ためデザインの影響を
受けにくい
02.
空白部分が空白である
ことを検査する
03.
印刷デザインを含めて、
異物や汚れを検査することも可能
外観検査(汚れ、異物)の手順
STEP01
撮像
タイミング信号の入力で撮像します。
STEP02
対象切出
撮像した画像データから検査対象を切り出します。
STEP03
画像処理
不良箇所を検出しやすいように、画像データに強調処理、フィルタ処理、マスク処理を行います。
STEP04
不良箇所検出
検査対象範囲内にある、不良箇所(良品には存在しない箇所)を検出します。
STEP05
結果出力
検査結果が、判定基準内の場合は良品判定、判定基準外の場合は不良品判定を行います。
外観検査(汚れ、異物)の具体例
食品業界、製薬業界
食品包装
医薬品包装
課題
- 人が目視で検査している工程を自動化したい
処理例
- 印刷を透過する特殊な照明や良品状態との比較を行うことで、汚れや異物の検出を行う
成果
- 製品の顔である包装デザインの汚れや異物を検出することで、製品の品質向上につながった



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